僕の旅のこと

2016年5月〜8月の海外バックパッカー、そして2018年10月〜から挑む、みちのく潮風トレイル踏破のこと

5月14日 暇な一日

バスを降りた先にいた男たちが「トゥクトゥク」と言ってくる。

ここから目的地まで送ってくれるようだ。

 

バスを手配してくれたフロントからは4時頃に着くと聞いていたので、宿は取っていなかった。少しすれば朝になるし、そもそもビエンチャンは目的地ではない。僕はルアンパバーンに行きたいんだ。

時間を確認する。ん?1時!?早すぎるじゃないか

 

相変わらずトゥクトゥクおじさん達は話しかけてくるので、ルアンパバーンに行きたいことと、ドンしか持っていないことを伝える。

バスステーションと言ったので、目的地は理解してもらえたようだ。

おじさん's1人がスマホを見せてきた。電卓に200,000と書いてある。200,000ドン払えということだろう。手持ちにあったので支払う。

 

 

よくよく考えると約1000円だ。ぼったくられたような気もするが、まぁ仕方ない。

 

2時頃にまだ真っ暗のバスステーションに着いた。

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とりあえずここにいたらなんとかなるだろう。

ATMを見つけたのでラオスキープを引き出した後、ベンチに座って一眠り。

6時頃にレストルームが開いた。とりあえずお腹が空いたので現地の人が食べてるものを指差して同じものを頼んで食べた。

これまでで1番口に合ったかもしれない

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とりあえずチケットを買う。ルアンパバーン行きの一番早いバスは630分。夜になると少し値段が上がるのだが、僕は2030分発のスリーピングバスのチケットを買った。

何故あえてそんな遅い時間のを買ったかというとルアンパバーンに向かう道中満天の星空を拝めるとどこかのブログに書いていたからなのだ。

しかし、これでまた暇になった。

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外に出てトゥクトゥクおじさんに声をかけられるも、彼らは全員英語ができない。

地名を言ってくるので、それはどういう場所か尋ねても困った顔をされるだけで話が続かない。

見応えのありそうなところなら行きたかったのだが

電卓アプリを使って値切ってみても鼻で笑われる始末。

少し歩いてみたがこの暑さの中、行くあてもなく歩くのは無理がある。

 

ということで僕はバスステーションで1日を無駄にすることになった。

これだったらトゥクトゥクに乗ればよかったかな…

 

バスステーションの中も相変わらず暑い。

ネットをしたりなんやかんやして時間を潰して、18時頃。

気分が悪くなってトイレに駆け込む。

この暑さのせいなのか、昨日雨に打たれまくったせいなのか、寝不足のせいなのか、はたまた旅の疲れとストレスのせいなのか分からないが吐いてしまった。

 

ルアンパバーンでは象に乗りたかったのだが、これからに備えてホテルでゆっくりすることにしよう。

まずはバスでの長旅を乗り越えねば

 

そして20時。ようやくバスに乗り込んだ。

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