5月29日 そして沈没
沈没。
バックパッカーの間では”移動せずに1つの宿や地域にずっといてしまう事"
こないだ移ってきた宿が良かったのでもう少し滞在期間を伸ばすことにした。
6月1日にチェックアウトして、2日にタイ北部の街チェンマイに行くことにしている。
それまではバンコクに。祝初沈没。
タイは都会だ。
これまで旅してきた国とは違って、交通網は整備されているし、高級ブランドが入った大型ショッピングモールもある。
いろいろ揃っているから暮らすのには便利。
だけど日本より安いからといっても、どこかに行って何かをするにはとお金がかかる。
それが旅人を「沈没」へと向かわせるのだろう。
その上近頃朝起きた時体がだるい。
寝て回復する量より疲れの量のほうが優っている気がするのだ。
タイの次に足を踏み入れる土地はインド。こないだ気温50度を超えた国だ。
ここらで体調を整えておかなくてはという言い訳をしておく。
ということを書いていると鼻血が出てきたのでますますゆっくりすることにした。
そして今日のこと。
沈没しているので大してなにもしていない。
朝起きて昨日みんなで買っておいた食パンにピーナッツバターを塗って食べる。
無料で食べられるココナッツミルクアイスとピーナッツバターを混ぜたら美味しかった。きっとすごいカロリーだろう。
最近本を読みたいと思っていたので、Kindleで本を探す。
バックパッカーのバイブルと謳われている沢木耕太郎さんの「深夜特急(1〜6)」の合本版が2500円程度。迷った末に買ってしまった。
まぁこれでしばらく活字には困らない。
そのあとは「旅 音楽」で調べてヒットした曲を聞いてダラダラ。
ラオスを発つ日の朝、バスの中で奥田民生さんの「イージュー☆ライダー」を聞いて、なにかがこみ上げてきたのを思い出した。
多分一生忘れないんだろうな。
昼寝をしたりして16時に。
朝、パンを食べたきり何も食べていないことを思い出して外に出る。
まだ行っていない近所の大型スーパーに向かう。
自炊したほうが安いんじゃない?だの、
ここのスーパー20時以降お惣菜が5バーツ(15円)とかなんだよ。とか言いながらも
結局空腹に耐え切れずにスーパーをあとに。
何も買っていない。
これまたカンボジアで知り合った友人からおすすめと聞いていたカオマンガイのお店に入る。
カオマンガイとはWikipediaによると「茹で鶏とその茹で汁で炊いた白米を共に皿へ盛り付けたマレーシアやシンガポール、タイなどの東南アジア周辺地域で一般的な料理。」とのことだそうだ。
タイで出てくる料理は全体的に小さいので(大)を頼む。
出てきたものがこちら。
ご飯と鶏が辛めのタレとよく合っていて本当に美味しかった。
鶏がパサパサしていないのも良い。
明日の昼もここにしようということになった。
大で50バーツ(150円)。そんなに高くもない。
腹ごしらえを済ませたあとは、また30分ぐらい歩いてターミナル21に行って、
昨日のsticky rice with mangoを食べる。
これもハマってしまった。タイはご飯が美味しい。
宿に戻って、みんなでこれからのルートの話をして今日は早めに解散。
記事を見直すとカオマンガイの写真しかなくてびっくりした。
明日はどこかにいくはず…