僕の旅のこと

2016年5月〜8月の海外バックパッカー、そして2018年10月〜から挑む、みちのく潮風トレイル踏破のこと

6月14日 人の波

シャワーも浴びずに寝落ちしていたみたいで、3時ごろに目が覚めた。

インドってすごい暑いイメージがあると思うのだけど、ここバンガロールはそれほど暑くない。

なんなら夜は寒いぐらいだ。

友人曰く標高が高いせいらしいが、それなのにシャワーからは水しか出ないので困ったものだ。

 

結局7時ごろに目が覚めたので、震えながら水シャワーを浴びて、共用スペースで時間を潰す。

 

そういやチェックアウトの時間聞いてなかったなと思っていると、

ちょうど従業員から「11時チェックアウトね」と言われた。

荷物を置いておくこともダメみたいだ(なんてケチなんだ)。

さてどうしようと話し合った結果、Google検索で1番最初に出てきたイスコン寺院という寺院に行くことにした。

近くにショッピングモールもあるしちょうどいい。

 

 

着いたものの、結局入場料が高くてパス。

昼食を探しにショッピングモールに行ったが、インド人で埋め尽くされていること以外はインドなのか疑うレベルの清潔感。

そういえばインドについてから旅行者らしき人を見たことがない。

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フードコートは一食100ルピー以上するので僕はここでは食べないことに。

飲み物だけでもと思って買ったスプライトが100ルピーで愕然としたのだった。

ここは庶民が来るところではなかった

 

Wi-Fiも見つからないし、バックパック重たいし、バスまで時間はあるし、

歩き回った末の結論が、旅行代理店に荷物を置かせてもらいに行く。

 

道すがら見つけたローカルレストランで遅めの昼食を取る。

まぁ焼きそばだ。これで45ルピー。

10ルピーのチャイも追加で頼む。

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旅行代理店についた時点でバスまで約6時間。

荷物だけ頼んでこのあたりを散策する。

Googleマップに載っている目ぼしいところを片っ端から回っていく。

途中寄った本屋で友人はインド音楽CDを買っていた。

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ふらふら歩いていると、どうやらローカルマーケットに迷い込んでしまったようだ。

見渡す限り人。

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人。

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人。

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これにバイクやら車が突っ込んでくるのだから危なっかしい。

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やっぱりローカルでないと味わえない雰囲気があるんだよね。

 

 

どうにもこうにもトイレに行きたいのだが、トイレがない。

現地の人と同じく路上で用をたすことにした。

旅の恥はかき捨てというやつだ。

ホッとして一歩下がった瞬間だった。

思いっきり牛の糞を踏んでしまった。 

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今日みたいに雨が降ると、いろんな動物の糞尿と渾然一体となった雨水が水たまりになるのだ。

ここを裸足で歩くのだから、そりゃ病気にもなるよなというのが正直な感想。

 

 

暗くなってきたので、ローカルマーケットを抜けて代理店に戻る。

 

食べてみたかったサモサを見つけた。

いくらか聞くとこれで7ルピー。庶民的なお値段で大変よろしい。

中身はこれまたスパイシーな野菜ペースト。徹底している。

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口がスパイシーになったので甘さを求めてフルーツジュースのお店へ。

僕が頼んだのは1番下のやつ。

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そもそも「Masala Butter Milk」という名前で気付けよという話なのだが、これもスパイシーだった。

なんの甘さも感じられない

ちびちび飲んでいると顔から汗が染み出してきた。

口直しにもう一杯。今度はグレープジュース。さっぱりした。

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代理店に戻ると、食事をしていたスタッフが「食べる?」とジェスチャーで伝えてきてくれた。

これはありがたい。飛びつくしかない。

チャパティ・カレー・よく分からない緑のペースト。

もちろん手で食べる。

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チャパティを食べると今度は米をよそってくれた。

これももちろん手で食べる。

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夕食代が浮いたので、さっきのところへフルーツジュースを飲みに行く。

今度は「Cold Badam Milk」

甘かった。

 

 

バスが来たのは結局10時半頃。

違うバスに乗り込んで、食事に誘ってくれたスタッフが駆けつけるというハプニングもあったが、バスはホスペットに向けて動き出した。