6月28日 インド最後の目的地へ
早朝の列車内で無料のチャイとビスケットのサービスがあった。
さすが良いやつなだけある。
終点のニューデリー駅に着いたのはちょうど8時頃。
予約していたのは、これまたサンタナのデリー支店。
駅から徒歩圏内だったので、いつも通りリキシャを適当にあしらいながら歩いて行く。
ここも路地の中にある。
もうサンタナといえば路地のイメージだ。
シャワーを浴びたり、充電をしたり、身支度を整えてデリーの街へ。
明日タージマハルの街アグラに行くので、その切符を買いに行くのだ。
幸いニューデリー駅には外国人窓口があるので、他の駅より切符は買いやすい。
大都市の駅にはだいたい設置されているはず。
それにしても窓口のパソコンの古いこと古いこと。
復路も同じ鉄道を取ると時間がやたら遅くなるので、とりあえず往路の切符だけ購入。
食事エアコン付きの特急列車で約500ルピーだ。
復路はバスも検討してみることになった。
ツアーエージェンシーでアグラ〜デリー行きのバスを探す。
一軒見つけたが750ルピーとのこと。
だったら鉄道に乗る。
ちょいちょい日本語を話せるインド人が何かの勧誘をしてくる。
インド人)「コンニチハ〜。リキシャ?」
僕)「いらないよ〜。ばいばい〜。」
僕のあしらい方もどんどん適当になっていく。
駅に戻る前に昼食を食べに行く。
宿の手作り地図に載っていた中華料理が美味しいお店。
友人は焼き餃子とチャーハン。
僕はトゥクパというよく分からない麺料理。
調べてみるとチベット文化圏の料理みたいだ。
駅に戻るついでにマンゴーを購入。
1kg40ルピー。そんなにいらなかったので500g20ルピーにしてもらった。
手で皮が剥けるほどよく熟れている。
甘い!!!
宿から駅までメインバザールというバックパッカー街を歩く。
雰囲気はどことなくカオサン通り。
いろんなものを売っている。
友人は通りかかった楽器売りに興味を示していた。
700ルピーだった太鼓が250ルピーに値下がり。
もちろんこの後、友人の肩に太鼓がぶら下がることとなるのであった。
駅に戻って切符を探しなおすと、もう少し早い時間のものが見つかった。
往路のような特急ではないし、エアコン無しではあるが100ルピー。
僕は往路と同じ鉄道がよかったのだが、安さに負けてその切符を購入。
暑くないことを祈るばかり…
特にしたいこともないので宿に戻る。
これからの経路検索などなど。少し情報収集を。
夕食はみんなで屋上で食べる。
だけど会話はない。
みんな好きな時間の過ごし方をしている。
これはこれで面白くない…
19時半だというのに空はこんなに明るかった。
だだっ広い国土を持つのにインドはどこに行っても同じ時間。
面倒な時差の計算をしなくて済むけど、日の沈み方から西に来たことを感じる。
明日は朝6時の鉄道なので、早く寝ることにする。
もうすぐトルコ、そしてヨーロッパ。
LCCがベストなのか、陸路ならバスか鉄道か、鉄道ならユーレイルパスを買うべきなのか…
なるべく陸路で行きたい。
こうしたら安く行けるよ!なんて方がいらっしゃればぜひ教えていただきたいです。