僕の旅のこと

2016年5月〜8月の海外バックパッカー、そして2018年10月〜から挑む、みちのく潮風トレイル踏破のこと

6月29日 純白、照り返し

今日は5時おき。

なんだかお腹の調子が悪い。

 

6時ニューデリー駅発のシャターブディー・エクスプレスに乗り込む。

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インド最速を誇る特急列車らしい。

 

まずは新聞。

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そしてチャイとビスケット

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最後は朝食のサービス。

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ちょうど2時間でタージマハルの街アーグラに到着。

 

とりあえずリキシャを探す。

駅前のリキシャはプリペイド式になっていた。

あらかじめ料金が決まっているわけだから、面倒な交渉をしなくて良いわけだ。

タージマハルまでは100〜150ルピー。

連れて行ってもらうゲートによって料金が違う。

僕らはこれを使わずにどこかでリキシャを拾うことにした。

 

プリペイドリキシャの一団に混じっていない、ドライバーが話しかけてきた。

彼の言い値は100ルピー。

値切って80ルピー、さらに70ルピーになったので乗り込んだ。

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旅慣れない人は駅を出てすぐプリペイドリキシャに乗り込むのだろう。

「やつら暴利を貪ってやがる…」なんて言っていたら、ゲートに着いた。

600ルピーでリキシャを1日貸しきれるらしく、「ベリーチープ!ベリーチープ!」と言ってきたが、ここはしっかりお断り。

 

到着したもんからしばらく歩いて、チケットカウンターでチケットを買う。

自称公式ガイドを名乗る男が勝手に世話を焼いてくれて、無料の水とシューズカバーを受け取った。

ガイドをさせろと言ってきたが、ここもきっぱり断る。

 

 

いざ、タージマハルへ。

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大理石が眩しい。

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いや本当に眩しい。

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照り返しが半端じゃなかった。

タージマハル内部も見学し終えるころには、2人とも眩しさで顔をしかめていた。

ちなみにタージマハルはお墓なので、内部に入る際にシューズカバーを付けるか、裸足にならないといけない。

 

 

腹痛と暑さであまり動き回りたくなかった。

友人もこの暑さが堪えていたようだ。

前もって調べておいたレストランに向かう。

値段は高すぎず、かつ評価の良いところへ。

 

僕はレモンバナナパンケーキとバナナラッシー。

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インドのパンケーキは全部こんな感じ。

 

レストランでダラダラしながら店主と話をした。

自分たちのことから話が飛んで、インドの結婚事情なんかも。

インドではお見合い結婚が主流だそうだ。

 

そういえば今朝、母からパワーストーン(ターコイズ)を買ってこいとLINEが来ていた。

自分でネックレスに仕立てるそうだ。

多分僕のシルバーリングに触発されたのだろう。

というわけで、店主にこの辺りにジュエリーショップはないかと尋ねると、彼の友達の店まで案内してくれた。

 

50年以上の歴史があるという店でしばらく石を物色。

腹痛でトイレから戻ると、ここの店主が安くて良い薬があると教えてくれた。

どうするか聞かれたので、ほしいというとスタッフに買いに行かせてくれた。

見るからに怪しい謎の緑の丸薬。

インドの生薬らしい。

薬代20ルピーは店主が払ってくれた。

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肝心のターコイズはというと、最初に目をつけたやつは約6000ルピー(9000円程度)。

とても買えないので結局3000ルピーの石を買った。

店を後にする。

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今度はカフェへ。

飲み物を頼んでネットで調べ物。

昨日と同じく今後の経路を考える。

 

アウシュビッツ唯一の日本人ガイドの方にアポが取れたのが7月9日。

もちろんこれは行かねばなるまい。

アウシュビッツのあるポーランドまで陸路で行こうとするとかなり日程がタイトになるので、トルコ〜ギリシャは陸路、そこから飛行機でポーランドに飛ぶことにした。

今朝もテロがあったようなので、トルコは2泊だけに留める。

本当は行かないのが懸命なのだろうけど…

 

鉄道の時間が迫りつつあったので、駅に向かう。

インドで乗る最後の鉄道は期待を裏切らず遅れてきた。

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中はこんな感じ。

ごちゃごちゃしている。

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走りだしたあともトラブル続きだった。

エアコンがないのと人の熱気で全く快適とはいえないし、ガヤガヤしていると思ったら車両の連結部分が外れるというとんでもないハプニングも起きた。

結局予定を1時間オーバーしての到着となった。

こないだ吐いた時と同じような気持ち悪さを感じていた。

 

群がるリキシャドライバーを避けて、駅の横にあったフードコートで夕食を取ることに。

夕食はピザ。

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ここから宿まで少し離れているのでリキシャを探す。

夜なので少し運賃が高い。

言い値が200ルピー。

昨日チケットを買った駅員から100ルピーぐらいで行けると聞いていたので、粘ること数分。

100ルピーで行けることになった。

言い値の半額で行くことになったドライバーの運転はとても荒かった。

腹を立てていたようだ。

 

宿に帰ったのは24時前。

とても疲れた1日だった…