7月10日 ポンチュキを求めて
前にもこういうタイトルあったな…
ビーサン探しの旅だっけか。
毎日ブログを更新していると当然こういうくだらない日もあるわけだ。
では、気を取り直して今日のこと。
夜中の何時か分からないけど、夜中ににチェックインしてきたヨーロピアン数人がやたら騒がしくて目が覚めた。
NO!!と言えない日本人代表のような僕だけど、本当に文句を言おうかと考えていたら寝落ちていたので良し。
起きたのは5時前。どうやらこの時間に目が覚める体質になったようだ。
1時間おきに寝たり起きたりを繰り返して、ちゃんとベッドから出たのは8時過ぎ。
23時過ぎの夜行バスなので、それまで行く場所がないのはとても困る。
フロントに尋ねると快く共用スペースにいていいと言ってくれた。
パソコンを開いて、少し根を詰めてアメリカでの予定を考える。
予定ではニューヨーク→ワシントンD.C→シカゴ→ラスベガス→ロサンゼルス・
調べるとニューヨークの宿が高すぎる…
東南アジアは一泊5ドル程度。
ヨーロッパの今後の宿もなんとか25ドル程度までに抑えた。
ニューヨークはどうだ。
40ドルを超えてくるじゃないか。
レビューもそこそこいい宿は50ドル近くになってくる…
とりあえずニューヨークは2泊に抑えて、宿の安いワシントンとラスベガスを長めにすることに。
シカゴもニューヨークと同じぐらい宿代が高いのだけど、シカゴからだとどこへでも鉄道やバスが出てるので立ち寄る。
到着したその日の夜中のバスに乗り継ぐことになるかもしれないことが判明したので、とりあえず宿は保留。
ロスでは友達の家に泊まることになっていたけど、それも少し事情が変わってきたので、帰国日を早めようか考える。
まぁそれでも安く泊まらせてもらえるんだ。タダで2週間も居座ろうとしていたのがいけない。
シカゴ以外の宿を予約したりしていると、もうお昼になっていた。
昼食を探しにふらふらする。
日曜日ということで蚤の市が開催されていた。
雑貨、食器、本、食品類。
そんなに規模の大きい市場じゃないけど、こういうのを見るのが好きだ。
近くのレストランに入ることにした。
明日の出国に向けていろいろ残りのズロチを処理していきたい。
今日はいろいろ食べたいので、ここはセーブ。
安いパニーニとペプシのセット。
今度はなんだか無性にポンチュキを食べたくなった。
探しに行こう。
歩けども歩けどもパン屋が見つからない。
大型ショッピングモールの食品売り場にもない。
なんなら同じ所をぐるぐるしていたようだ。
方向音痴ここに極まれり。
体感では1時間ほど歩いた気がするけど、結局宿の近くのカフェで発見した。
ついでにクロワッサンも注文。
今まで食べたものに比べて生地がふわふわしている。
いざご開帳…
見事にジャムがない!!
なんとなくだけどジャムが控えめなのはポーランドのパン全体的に言える気が。
食べたらしっかり出てきたので満足。
格別美味しいというわけでもないんだけど、なんでこんなにハマっているのかは分からない。
ビールを飲みたくなったので、初日行ったところでビールとオムレツを頼んで早めの晩酌。
飲みながらも今後のルートを考える。
シカゴを経由しないと行けないと思い込んでいたけど、ワシントンからラスベガスに直接行けるならシカゴ行かなくてもいいんじゃない?という当たり前のことを思いついた。
帰り道にジェラートを買う。
「どれがおすすめ?」と尋ねると、「全部試食していいよ!」とのことだった。
さすがに全部食べるのは申し訳ないので、なんだかよくわからないやつ(店員さんも英語でなんて言うか知らなかった)と、ミックスベリーのものを。
宿に帰って、再検索。
さすがアメリカの大手バス会社グレイハウンド。
ワシントン→ラスベガス直行便あるじゃないか。
大体55時間のバスの旅。
Google Mapの経路案内はこんな感じ。
ラオスのルアンパバーン→カンボジアのシェムリアップまで36時間をゆうに超えている。
道はちゃんと舗装されているだろうし、きっと大丈夫だとは思うが…
ということでアメリカはニューヨーク→ワシントンD.C→ラスベガス→ロサンゼルスという感じで巡る。
バスの旅に備えてパンとりんごを買っておく。
ここでもポンチュキ。
気付いたらもう暗くなっていた。
といってももう21時頃。
少し早いけどバス停に向かう。
ポーランドはこのポルスキバスってのが大手のようだ。
ドイツのベルリンとかまで行けるみたい。
バス停で1時間ほど待ちぼうけ。
そして日付が変わる少し前。
僕の乗り込んだバスはワルシャワへ。