7月14日 今度は一気にバルセロナ
5時半ぐらいに起きて、チェックアウトの準備をする。
ここでインドで作った指輪がないことに気づいた。
昨日どこかで手を洗った時に外して、ほったらかしにしてきたみたいだ…
なかなかショック。
バックパックを部屋の外に出すと、レセプションにいたスタッフが「朝食は食べないのか?」と聞いてきた。
飛行機が早いから朝食の時間より先に出ないといけないことを伝えると、朝食のセット(パン・チーズ・ハム・バター、それに牛乳)を用意してくれた。
礼を言って出ようとすると、ラップでぐるぐる巻きにしたフルーツも持たせてくれた。
これがホスピタリティというやつか…
同じ時間にチェックアウトしたイラン人男性と駅まで向かう。
アメリカへの入国の関係で断念したけど実はイランめちゃくちゃ行きたかったのだ。
イランでは「おしん」が大人気だそうだ。
そういうこともあってイラン人の日本へのイメージはいいらしい。
逆はどうだろうか。
危ない国というイメージばかり先行している。
やっぱり自分の目で見ないとね。
僕の方が飛行機の時間が差し迫っていたので、別れを告げて急いで空港へ。
とりあえず無事にチェックインは終えた。
このチケット、ゲートが????になっている。
直前まで分からないということなのか。
さっさと荷物検査も終えて搭乗口へ。
モニターで確認すると、搭乗ゲートが記載されていて一安心。
ということで僕はバルセロナ行きの飛行機に乗ったのだった。
11時には到着予定だったのだけど、13時を回っていた気がする。
いくらなんでも遅れ過ぎな気もする。見間違えかな…
電車に乗ってバルセロナ市街へ。
いやぁ都会だ。
ギリシャもポーランドもポルトガルも、ヨーロッパの情緒があった。
それに比べるとバルセロナは都会って感じがする。
宿にチェックインしたあとは腹ごしらえのためにスーパーに向かう。
レセプションのスタッフから宿の向かいのショッピングモールの地下にあると教えてもらった。
ショッピングモールも綺麗で大きい。
グランフロントみたいな感じだ(大阪の人にしか分からないかもしれない)。
スーパーを見つけたのはいいもののパンが少ない…
昨日みたいな買い方はできないみたいだ。
結局買ったのはこんな感じ。
チーズをチョイスした理由は発酵食品だし、腐ってもチーズだろうと思ったから。
サンドウィッチにして食べた。
本格的な観光は明日にするとして、この辺りをうろうろ。
もっと庶民向けのスーパーを発見。
僕の求めていたパン売り場がそこにはあった。
いくつか買って、また公園のベンチで食べる。
子どもたちがサッカーしてたり、家族連れが散歩してたり、こういう光景ってどこに行っても変わらない。
人種や国籍、肌の色を除けば、「ヒト」という同じ動物なんだなーなんてしみじみ思っていた。
ヨーロッパに入ってからは毎日使った金額をメモしている。
幸いまだ1日の限度に達していなかったので、バルを探す。
スペインといえばバルだ。
適当にふらっと入ったのはいいんだけど、おじさんはスペイン語しか話せない。
ジェスチャーでビールを注文。
何かつまみもほしいなーと思って、メニュー片手に格闘。
結果こうなった。
生ハムのサンドウィッチとビール。
これで4.7ユーロとかだったはず。
本当にパンばっかり食べている。
無愛想なおじさんだったけど、店を出るときに笑顔で「Bye Bye」といってくれた。
明日も来よう。
そんな明日はサグラダ・ファミリアへ。
前もってチケットを買っておいた。
しかも一番高いやつ。
バルセロナをガッツリ楽しめるのは明日だけなのだけど、近頃の疲れが溜まりつつある気もするので、さくっと観光してあとはのんびりしようかな。