6月8日 デタラクデダラク最終日
ちゃんと書くと「デタラクで堕落」最終日。
デタラクというのは泊まっているホテルのこと。
正確にはDe Talak Hostelという。
ドミトリーで一泊700円。ここに泊まるまでは500円程度のところに泊まっていたことを考えると少しお高いが、値段以上の価値は充分ある。
コーヒー・紅茶飲み放題
アイス食べ放題
何ならクッキーも食べ放題
しっかりした自炊スペース
洗濯機&乾燥機が2ヶ所(有料)
のんびりできる共用スペースが3ヶ所(写真忘れた)
部屋もそれなりに綺麗etc...
まさに旅人が沈没し、堕落するにはうってつけの宿なのである。
知り合った大学生の中には「俺ここ3回目」という強者もいた。
という僕も今回の宿泊で2回目なのだ。
次バンコクに来るときもまた泊まろう。
11時にチェックアウトした後、お願いして共用スペースにいさせてもらった。
今日から泊まらせてもらう友人との待ち合わせまでここで時間をつぶすというわけである。
最後だ。思う存分ダラダラしてやろう。
とりあえず差し迫ってきたインド入国にむけてアライバルビザの申請フォームを書いておく。
これまでインド入国には事前にビザを取得しておく必要があったが、
今年の3月から空港で取得できるようになったのだ。
ただ、まだ知らない空港職員が多く、飛行機のチェックインで一悶着あったなんてことを書いているブログを拝見したのでドキドキしている。
もしインドに入ることができなければ諦めてトルコに飛ぶつもりだ。
下痢も怖いし。
ちなみにこれが申請フォーム。
売店で買ったラーメンを昼食にして、
今度はGoogle Mapを眺めてこれからのルートを考える。
インドを抜けた後はトルコに入るつもりだが、ヨーロッパはすぐ目の前。
世界一周中の旅人の中では所持金が少ない方なので、物価の高いヨーロッパをうまく切り抜けたい。
これまでであった世界一周中の人に聞くと、みんな100万円以上用意してきている。
僕の現時点の所持金は約60万円…
ただその分アフリカと中南米は省いて、期間も短い。
このブログのタイトルが海外放浪記なのは、
「全大陸回るわけじゃないから、世界一周記ではないな…」と思ったからなのだ。
それはさておき、考えたルートはこんな感じ。赤線が陸路、青線が空路。
ポーランドから飛行機で飛んで、イタリア・フランス・スペイン。
モロッコを挟んで、またスペインに戻り、ポルトガルでユーラシア大陸の果てを拝むというルート。
もっと良いルートがありそうなら是非とも教えてほしい。
なるべく行きたいのはポーランド(アウシュビッツ)・イタリア(ベネチア)・フランス(ルーブル美術館、メダイユ協会、モン・サン・ミシェル)・ポルトガル(ロカ岬)。
そんな感じで時間を潰していると出発時間になった。
アイスの食べ過ぎでお腹を壊しながらも、ホテルをあとに。
友人宅は空港から一駅のところにあるとのことだったので、最寄り駅まで電車を乗り継いで来た道を引き返していく。
昨日「家の周りまじで何もないねん。」と聞いていたのだけど、着いた駅の周りにはまじで何もなかった。
車の多さだけが目についたぐらい。
バックパックをイス代わりにして、駅のコンコースに座り込む。
「深夜特急」を読んで待ちぼうけていると友人が来た。
家にお邪魔させていただく。
Google Mapを見ているとショッピングモールらしきものを見つけたので、
明日はそこを拠点にこの辺りをぶらぶらしてみようと思う。
友人宅で記事を書いていると飛行機の飛び立つ音がひっきりなしに聞こえてくる。
数日後にはインドにいると思うとなんだか感慨深い。