7月2日 アジアとヨーロッパの間へ
1時になった。
飛行機へのチェックインを済ませる。
友人は7時の飛行機なのでしばらくここで待ちぼうけだ。
そしていよいよお別れ。
3週間お世話になった。ありがとう。
もうすぐ日本に帰る僕とは違って、友人は来年の2月まで旅が続く。
2人とも大学が京都なので、「お互い気をつけて、日本で会おう」なんて言って解散。
出国手続きも済ませて、残りのルピーを使い果たすべく、マクドナルドとハーゲンダッツをはしご。
それでも150ルピーも残してしまった。
チャイが15〜20杯は飲めるので、インドに行く方、言っていただければ差し上げます。
いよいよ搭乗だ。
今回は天下のエミレーツ航空に乗る。
インド入国からこの日を楽しみにしていたと言っても過言ではない。
普段LCCしか使わないので、座席にモニターがあることに感動。
ここで見れる映画の大半がインド映画だったので、早々に寝ることにした。
機内食もあまり美味しいとは思わなかった。
ドバイで一旦乗り継ぎ。
4〜5時間寝たりなんかして暇をつぶす。
イスタンブール行きの飛行機に乗り込む。
まずモニターがさっきのより新しい!!
映画もインド映画じゃなくハリウッド!!
機内食もちゃんとメニューが配られた!!
なによりそれなりに美味しい!!
さすがレガシーキャリアである。
映画をちょうど2本見終わった頃、イスタンブールに着いた。
乗ってきた飛行機は割りと乗客が少なく、テロのせいかなと思っていたのだけど、入国手続の頃には人で溢れかえっていた。
人気の観光地に変わりないようだ。
驚いたのは到着後の荷物検査がないこと。
インドほどやたら検査されるのも面倒だが、これはこれで無防備過ぎないか?と思う。
空港から駅まで歩いていると、テープで囲まれた場所があった。
ここがそうなのだろうか。
電車に乗って宿に向かう。
昨日までと車窓から見える風景が違う…
ゴミが落ちていない。
建物もどこか洗練されている。
チェックインを済ませたあとは、明後日のギリシャ行きのバスを取るためにオトガルへ。
トルコは長距離バス網が発達している。
オトガルとは巨大なバスターミナルのことで、ものすごい数のバス会社のオフィスがある。
何軒かたらい回しにされたあと、ようやくアテネ行きのバスを発見。
約160リラ。
さっき両替した1万円の半分が消えていってしまった…
お腹が空いていたのでオトガル近くで見つけた店に入る。
ケバブを頼んだつもりが、出てきたのはサンドウィッチ。
これはこれで美味いから特に言うことはない。
宿までは電車を乗り継がなくてはならないが、途中の駅で降りて歩いてみる。
またケバブを食べる。
今度はケバブだった。
安いし美味い。
節約のために3食これにしようかな。
それにしても日が落ちるのが遅い。
20時過ぎでまだ落ちきっていなかった。
宿に帰ると眠気がどっと来た。
寝よう。