7月13日 ぶらリスボン
昨日予告していたとおり、今日はリスボンをぶらり。
いくつか目的地を調べておいた。
朝食を食べて宿を出る。
フラッグを立てている場所が宿。
反時計回りに回ってジェロニモス大聖堂が最終目的地。
まずは最初の目的地へ。
確か広場だったはず。
何が有名なのかは忘れた。
歩いているとトゥクトゥクに出くわした。
東南アジアのトゥクトゥクと違って見えるのはなんでだろう。
とりあえず緑一色じゃないのがいいね。
通りかかる度に「トゥクトゥク」と声をかけられないのも嬉しいような寂しいような。
30分ぐらい歩いて広場へ。
反対側には海が広がっている。
海辺でアイスを買って食べる。
2.5ユーロを何も思わず支払ったけど、よくよく考えると安くないよね。
日本ならハーゲンダッツが買える。
たまに「節約」の二文字を忘れそうになる。
それにしても今日は日差しが強い。
これをずっと歩いて行くのか…
少し休憩して、ずっと坂を登っていく。
ギリシャもそうだったけど、ヨーロッパは坂が多い。
しんどいのでやめてほしい。
登って登って、リスボンを一望。
赤い屋根が広がっていて見ていて楽しい。
だけど上り坂で体力は消耗。
昼食時だったので、ベンチに座って昨日買っておいたリンゴをかじる。
何か飲みたくて仕方なかったので、テラス席で昼間っからビールやらワインやらを嗜んでいるヨーロピアンの真似をすることにした。
宿の方まで戻ってカフェみたいなとこでワインを注文。
小さいグラスで1ユーロとかでよかったのだけど、これは5ユーロ。
写真じゃ伝わらないけど結構大きいんだな。
調子に乗ってワインを頼んだけど、実はワインの味わい方を知らない。
ビールを頼まなかったことを後悔しながらも、無理やり飲み干して店を出ることにした。
りんごとワインじゃもちろん足りないので、昨日のスーパへ。
パンを4つ買って、0.8ユーロ。
やっぱスーパーは安い。
エッグタルトのルーツはリスボンなんだそうだ。
どうりでどこにでもエッグタルトが置いてある。
外はカリッ、中はトロッって感じで美味しい。
腹ごしらえを済ませて、いざジェロニモス大聖堂へ。
地図だと近く見えるけど5kmぐらいある。
さっき無理やり飲み干したワインがじわじわ効いてくる。
それにこの日差しのダブルパンチ。
体力の消耗が著しい。
4月25日橋の下をくぐって行く。
革命のあった日にちなんでいるとかなんとか。
もうひと踏ん張り歩いて、ジェロニモス大聖堂があるベレンという地区へ。
もう体力も残り少ない。
これがジェロニモス大聖堂。
大航海時代の莫大な富を元に建築されたそうだ。
大聖堂に入るだけなら入場料はかからないようだった。
もうここだけで満足だったので、タダで満喫させてもらう。
かの有名なバスコ・ダ・ガマや、あの「ここに地が果て、海が始まる」の詩人カモンイスの棺が安置されていた。
なお遺骨は入っていない模様。
ここベレンにはエッグタルトの有名な店があるとの情報を得ていた。
行列ができていたので、すぐに分かった。
僕も並んでみる。
中も混雑している。
2個買った。
こんな箱に入っている。
積まれたエッグタルトを放り込んでいただけだったので、てっきり冷たいものだと思っていたのだけど、持つとまだ温かい。
そしてトロトロサクサク感がスーパーで買ったものと段違いに違う。
めちゃくちゃ美味しい。
1個1ユーロほどなのでそれほど高くないし、そりゃ並ぶわなと素直に思った。
(食べかけの写メですんません)
ほかにも同じく大航海時代の要塞であるベレンの塔と、大航海時代を記念して作られた発見のモニュメントがある。
幸い発見のモニュメントはすぐ見つかったので、見に行ってみる。
絶賛補修中だった。
発見のモニュメントから人の流れができていたので、付いて行ってみることにした。
正直もう帰りたかったが、せっかくなのでベレンの塔も拝もうじゃないか。
見えてきた。もう少しだ。
道が…途切れている…。
写真じゃわかりにくいけど、真ん中のポールのすぐ右がベレンの塔。
迂回してまで見に行く元気はもう残っていなかった。
宿に帰ろう。
歩くのは疲れた。
電車で帰ろう。
そして夕食。
はい、困ったときのケバブ。
セットメニューのドリンクにビールも含まれていたので、ビールを頼んだ。
またスーパーに行って明日の朝食にパンとりんごを買っておく。
明日もまた移動。
早く起きねば…
さぁ、今度はどこに行くのか。