5月27日 カモじゃない!!
朝4時頃に同室のヨーロピアンたちが帰ってきた。
こっちは寝てるんだ。静かにしてくれ。
またうとうとして眠りのつく。
今度は9時頃に目が覚めたので昨日と同じようにワット・ポーを目指す。
もうすぐ着きそうだというところでトゥクトゥクドライバーらしき男から声をかけられた。
ド)「今日は大きな式典をしているから昼過ぎまで入れない。1時間ぐらいマーケットをみたりして時間を潰してはどう?」
僕)「いいや、ホテルに帰る。」
ド)「ホテルはどこなの?」
僕)「カオサン」
ド)「あっち入り口だし多分開いてるから見ておいで。」
よくわからない会話だ。
式典は行われていたが、ワット・ポー内にはすんなり入れた。
多分タクシーに乗ってほしかったのだろう。
そしていよいよ肝心の大仏殿へ。
すごかった。
予想をはるかに超える大きさ。これは写真では伝わらないんだろうな…
せっかくなのでと思ったので大仏の周りを2周した。
ここは是非行ってほしい。
ワット・ポーから戻る途中も2度アクシデントが…
まず1度目。
道を歩いているとおじさんに声をかけらた。
僕の今後の旅の予定を聞かれたので答えると、
「それならここでバスのチケットを買うのが安い。」と、
勝手にトゥクトゥクを呼びだされたので、引き止めるおじさんに「親切にありがとう。」とだけ言い残して、すぐにその場を立ち去るはめに…
ここまでは良かった。おじさんも本当に善意だったのかもしれないし。
旅に出て初めて怒ったのはこの後だ。
おじさんと話して数分後のこと、道の真中で鳩に餌をあげていたおばさんがいた。
邪魔だなと通りすぎようとすると、
いらないと言ったのに無理やり鳩の餌を握らされた。
餌をあげてみろと言うので、鳩に渡された餌を投げると突然「Pay money!!!!」
英語が思い浮かばなかったので、歩きながら日本語で「いや、勝手に渡してきただろう!」と強い口調で言い返すと、それ以上追いかけられることはなかった。
誰がそんなものに貴重なお金を払うというのだ。ふざけるな。
今日だけでもう3回。そんなにカモに見えるのか。
寝大仏の感動が一瞬にして消え去ってしまった。
すごくイライラしながらホテルに置いていた荷物を取りに帰る。
いよいよカオサン近くから宿を移す。
これからの宿は「DE TALAK HOSTEL」
アイス食べ放題・コーヒー・紅茶飲み放題。
すごく居心地の良いホテルを見つけた。
夜になりカンボジアの宿に最後まで残っていた3人目の友人と合流。
裏カオサン通りで夕食とビールを。