僕の旅のこと

2016年5月〜8月の海外バックパッカー、そして2018年10月〜から挑む、みちのく潮風トレイル踏破のこと

6月13日 案外悪くないかも

4時前に起こされた。部屋が空いたらしい。

こんな時間に部屋が空くのもおかしな話だなぁと思いながらも確認しに行った。

なかなか綺麗な部屋だ。

部屋に移るように促されるが、今部屋に行ってそれを一泊だとみなされては堪らない。

寝ぼけ眼で部屋に移ろうとする友人を抑えて、またソファで眠りについた。

部屋に移ったのは9時頃。

友人がシャワーを浴びている時に従業員が部屋に来た。

宿泊者リストに名前を書いてほしいそうだ。

 

そのタイミングでもう一度切り出してみた。

)「一泊の値段しか払わないよ」

ホテル)「なんで一泊だけなの?二泊だよ。別のホテルに部屋も

また昨日と同じをセリフを言おうとしたところで声を荒げてしまった。

 

 

)(フロントを指差しながら)俺が寝たのはそこだ!!一泊分しか払わない!!」

もう少し何か言い合ったのだが、とにかくフロントが折れた。

ホテル)「一泊の値段で良い」

)「今一泊の値段で良いって言ったな!?」

ホテル)「ああ、一泊の値段でいい」

僕「この紙使っていいか?ここに一泊の値段を書け!!」

紙を指差して「write!!!!!!」って言ったので、多分こんなニュアンスになっていたのではなかろうか

 

ノートに名前を書いた後、フロントに支払いを催促されたので、

いよいよ一泊の値段で泊まることができた。

改めて文字に起こすと怒りすぎた気もする。

 

昨日のブログを更新して、宿を出る。

空港で替えたルピーも残り少なくなっていたので、いくらかお金を引き出しておく。

隣でチャイを売っていたので、インド初チャイ。ほっとする味だ…

そういえば昨日のハンバーガー以降、水以外何も口にしていなかった。

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次は旅行代理店へ。

マジェスティックバススタンドなる巨大なバススタンドの周りに長距離バスの代理店が密集している。

バススタンドの売店のお兄さんが「こっちこいよ!」という感じで手招きしてくれたので、覗いてみた。

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何種類かパンが陳列されていたので、コロッケパンのようなものを買うことにした。

ここパンの中身は案の定カレー味。徹底している。

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その後旅行代理店を三軒ほど回ってみた。

エアコン付きスリーパーバスで900ルピー前後、エアコン無しで600ルピー前後が相場といったところか。

三軒目に入った旅行代理店で、明日の10時発の550ルピーのエアコン無しのスリーパーバスを予約した。安かろう悪かろうでなければ良いのだが

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インドに入ってからまだ観光してないよね~ということで、

Google Mapに載っていたバンガロールパレスなる場所へ向かってみることに。

 

途中見つけた食堂で昼食を取る。

インドのローカルレストランは立ち食いのところが多い。

僕も立って食べる。

注文したのはこれ。

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改めて検索しても出てこないのだが、メニューには「poorl sagu」と書いてあった。

中身が空洞の揚げパンのようなものにカレーと言えば伝わるだろうか…

右手だけで食べるのに苦戦していると、見かねた店主がスプーンを持ってきてくれた。

 

 

しばらくしてパレスに着いたものの、チケットが結構高かったので入るのはやめた。

共用スペースで写真を撮っているだけで警備員に追い出されたので、

そそくさと退散して、宿に戻ることになった。

この写真は友人が警備員に抗議しに行っている間にしれっと撮ったもの。

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宿でこれからの経路なんかを調べていると暗くなったので夕食を食べに行く。

なるべく朝・昼・夕食はローカルレストランで食べるようにしてきていたのだが、

インドの下痢を恐れるあまりやってしまった。

妥協して入ったのがマクドナルドだ…

これで120ルピー程度。

昼食べたものが25ルピーだと考えると、インドでマクドナルドは高級店なのかもしれない。

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帰り道に露天が並んでいたので寄ってみる。

やっぱりこういうところを歩くのが楽しい。

朝食に良いかなと思ったので、友人とバナナを買う。

重さを計ってもらって65ルピー。きりが悪いので値切って60ルピーにしてもらった。

バナナ屋のおばさんに「写真撮っていい?」と聞いてみたのだが、

おばさんは恥ずかしがって逃げてしまったり、

後ろからおじさんが乱入してきたりして面白かった。

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インドに入ってから愚痴しか書いていないけれど、人のノリの良さはピカイチだ。

子どもたちにカメラを向けると、嬉しそうに写ってくれる。

この子たちは撮った写真を見せると「thank you!!」と言ってくれた。

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この子は撮ったあともずっと手を振ってくれた。

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多分こういう人の濃さがインドの魅力の一つなのだろう。

かくいう自分もインド面白いなと思いつつあったりするのだった。