僕の旅のこと

2016年5月〜8月の海外バックパッカー、そして2018年10月〜から挑む、みちのく潮風トレイル踏破のこと

6月26日 輪廻の河

ちょうど朝食が出来上がった時間に起きた。

また新入りさんが増えている。

彼は高校を辞めて放浪しているそうな。

世の中すごい人がいるもんだ。

 

何人かでまたラッシー屋に行く。

今日はバナナラッシー。

店員のお兄さんがいい人。名前も覚えてくれてFacebookを交換した。

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宿に戻ってみんなだらだら。

何人か「バングラッシー」を飲みに行った。

バングラッシーとはマリファナの混じったラッシーのこと。

1人完全にダウンしていた。くすりはダメですな。

 

今日は宿にいる人数が多いので、8人以上でしか頼めないメニューを頼む。

特別メニューのチキンバターマサラカレー。

めちゃくちゃ美味しかった。

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本棚から友人がこんな本を見つけた。

その子はインドにインターンに来ているので、他の国も回る僕が持っていくことになった。

これもまた縁。

最後の記録は2013年。3年ぶりに動き出す。

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友人が服を探しに出たので、僕も付いて行くことにした。

服を探しに行った後は、ガンガー沿いを歩く。

宿にあった手作りの地図に載っていた美味しいアップルパイのお店を目指す。

アップルパイはこんな感じ。

噂通りかなり美味しかった。

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道を引き返すと火葬場で火葬の現場に立ち会った。

河原に布に包まれた死体が置かれている。

組まれた薪の上に乗せるときに自重で死体が曲がる。

それがとても生々しかった。

ヒンドゥー教の火葬の手順に従って死体に火が付けられた。

布が焼き切れて燃え盛る炎の中から人の足が確認できた。

目の前にすごい光景が広がっている。

 

相変わらずこの河で沐浴をしている人達がいる。

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少し歩いたところでは子どもたちがクリケットに興じている。

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行商がいる。

金を乞う人達がいる。

牛がいる。

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そして目の前では死体が焼かれている。

ここには生と死がある。

 

目の前の光景にしばらく釘付けになっていたが、宿に帰ることにした。

 

 

宿に帰ってからはいつも通り。

夕食を食べて、みんなで話して、あとはだらだら。

 

明日は宿を出る。

そしてインド最終目的地デリーへ。