8月1日 グランド・キャニオンバスツアー
6時10分に近くの大きなホテルでピックアップ。
近くと言っても30分ぐらい歩かないといけないので、5時には起きて支度をする。
2人とも昨日寝たのが1時とかだったので、歩いている最中の会話はほぼ「眠い」
アメリカだしどうせ遅れるだろう。と思っていたのだけど、きっちり定時出発。
なんなら遅れてきた人を乗せる時に、「遅れてるわよ!!」とぴしゃり。
しばらく走って、ツアー会社の事務所でチェックイン。
軽食と水はタダで貰える。
いよいよグランド・キャニオン行きのバスに乗り込む。
グランド・キャニオンまではおおよそ4〜5時間の道のり。
気付いたら爆睡していた。
バスでこんなに気持ちよく寝れるとは…
このツアー90ドルもしない格安ツアーなのに昼食付き。
日系サイトで探すと150ドルぐらいしてくるはず。
一度休憩を挟んで、この日最初の目的地は昼食を取るレストラン。
何気にビュッフェだ。
こういう時好きなものを取ると、栄養バランスが偏り倒した皿になるのだけど、ここでは普段食べられないサラダもしっかり食べて、大満足のランチだった。
グランド・キャニオンは大きく分けてノースリムとサウスリムに分かれている。
僕らが行くのはサウスリムだ。
ランチを食べてまたバスの中で寝ていると、あっという間にサウスリムへ。
1時間ほどここで滞在する。
やはり著名な観光地ということで人がすごい。
人がいないところを求めて少しずつ端の方へ。
この奥の人がまばらに見えているところを目指した。
気分はロッククライマー。
足場の下は断崖絶壁なので落ちたら死ぬ。
最初「俺はやめとくわ…」
なんて言ってたのだけど、なんか行ける気がしてきた。
足がすくんで動かないとはこのことか…
ただ人がいないし目の前に足場がない=遮るものがないので、景色は独り占めできる。
何万年もかかって、この地形が形成されたと思ったら、人間なんて本当にちっぽけなものだ。
バスの出発時間が近付いていきたので、早々に切り上げてバスに戻る。
景色はすごいけど、高いのは怖いので少しほっとしていた。
最後はお土産物屋さんとかが入ったロッジで降ろされる。
ここで1時間半も過ごせというのだ。
だったらグランド・キャニオンの滞在時間を増やしてくれよと…
ようやく日本人旅人に出会ったので、インドのバラナシで見つけた泥本(6月26日参照のこと)を託すべく、この時間を使って、僕も記念に記入。
彼に渡した。
15時半頃にバスは帰路についた。
バスからの景色ってやっぱりいいよね。
ラスベガスに着いたのは22時前だったかな。
友人は明日の朝の飛行機でシカゴに飛ぶらしく、このあと少しラスベガス散策をしてから、夜のうちに空港に向かうらしい。
せっかくなので着いて行った。
何軒かカジノに入ってみたけど、本気の大人は目が怖い。
目的地はラスベガス最高級ホテル「ベラージオホテル」前の湖で行われる噴水ショー。
BGMに合わせて、水が踊り出す。
というわけで、彼とはここで別れる。
ロサンゼルスは高校の時の友人にお世話になるので、自分で宿を取ってっていのはこれで最後。
最後の最後で日本人の旅人と出会うことができてよかった。
経験だ!と思ってカジノに寄って、スロットで10ドル溶かして、宿に帰る。
バスの中で寝てばっかりだったけど、なかなか疲れた。