7月4日 狭間の国を抜けて
昨日と同じように朝食を食べる。
手持ちのお金は残りは20リラほど。
アヤソフィアの入場料は40リラ。
バスの時間まで何もしないのも面白く無いので、両替してアヤソフィアに行くことにした。
15ドル両替して、43リラほどになった。
キリスト教の大聖堂として建設されたのがその始まりで、時代の流れとともにモスクとして利用されるようになったそうだ。
外装はがっつりモスク。
なお今は博物館になっている。
内装はこんな感じ。
アヤソフィア前の広場で昼食。
地球の歩き方に乗っていたパンが売っていたので買ってみる。
これが1リラ。
子どもたちが遊んでいる横を、銃で武装した警察官が歩いて行く。
人が集まる場所だし、この辺りはかなりテロを警戒しているのだろう。
そういえば昨日話したおじさんも、人の集まるところに極力行かなければ大丈夫だと言っていた。
その後は宿に帰ってのんびりと。
時間になったのでオトガル(巨大バスターミナル)へ向かう。
朝食も美味しかったし、ベッドも綺麗だったし、いい宿だった。
電車を乗り継いでオトガルへ。
バスまで1時間ほどあったので、初日サンドウィッチを食べた店で同じものを食べる。
アテネまではこのバス会社を利用。
荷物にもきちんとシールを貼ってくれて、座席も全席モニター付き。
まるで飛行機だ。
18時、バスはアテネに向けて出発。
アテネ到着は明朝10時の予定。
はためくトルコ国旗に別れを告げる。
いよいよアジアとヨーロッパの狭間の国を抜けていくのだ。
出発してしばらくして、ドリンクとお菓子のサービス。
僕の席のモニターは調子が悪くて映画を見ようとするとフリーズしたりしてたので、早々に寝ることにした。
21時頃に国境についた。
トルコ国境のイミグレーションでパスポートを預けると、それをバスの中で添乗員が返してくれる。
ちゃっかり免税店なんかにも立ち寄る。
ギリシャ国境では僕と数名が軽く荷物検査を受けただけで、パスポートの処理なんかはさっきと一緒。
あっけなく国境を超えて、いよいよEU加盟国へ。