僕の旅のこと

2016年5月〜8月の海外バックパッカー、そして2018年10月〜から挑む、みちのく潮風トレイル踏破のこと

6月11日 インド入国。もう疲れた

友人は学校の生徒が博物館を案内してくれるらしく、僕より早く出て行った。

これも授業の一環なのだそうだ。

残金は96バーツ。

なんとか首の皮一枚つながった。

ありがとう。お世話になりました。

 

僕も11時前に友人宅をあとに。

12時過ぎにチェックインカウンターに向かう。

すでに長蛇の列ができていた。

いよいよ僕の番。

パスポートと印刷しておいたe-ticketを見せる。

何か言われたら追加で用意してある書類を見せるつもりだった。

案の定言われた。

「ビザは持っているのか?」と。

「空港でアライバルビザを取るつもりだ。」と答えると、職員3人で相談し始めた。

書類を見せるも、「申請用紙をもう一枚書類がいるはずだ。」と言われる。

それはe-Tourist Visaの話。

僕が取るのはアライバルビザ。

やはり知らないようだ。

周りがスムーズにチェックインを終えていく中、僕の目の前では職員が相談し合っている。

やがて、そのうち1人がどこかに確認しに行った。

その間待たされる。緊張の瞬間。

 

 

しばらくして帰ってきた職員が笑顔を見せてくれた。

良かった乗れる。

インド出国のチケットだけ確認されて、無事にチェックイン完了。

 

出国手続きも早々に終えて、登場口前の売店で水でも買おうかと覗いてみた。

んん40バーツ。

コンビニだと同じ大きさで7バーツで買えるぞ

朝食と昼食のコンビニパン代を差し引いて、僕の残金は18バーツになっていた。

いつの間にか水も買えない貧乏人になっていたとは

おとなしくベンチに座って時間をつぶす。

 

そして1445分。

Air Austral 888便はバンコクから飛び去った。

そういえば今までで一番長くいた土地だった。

何もしてなかったようで、いろいろあった気がする。

さぁ、インドでは何が待っているのだろう。

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聞いたことのない航空会社だったが、調べてみるとマダガスカルの東方に位置するフランス領の島を拠点としているそうだ。

なにも期待していなかったが、まさかまさかの機内食

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バンコク入りのThai Smile Airwaysといい、今回のAir Australといい、いい意味で期待を裏切ってくれるじゃないか。

 

飛行機は予定より30分ほど早くチェンナイ国際空港についた。

入国手続へ向かう。

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ここがアライバルビザのカウンt…誰もいない……

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隣のカウンターに人がいたので声をかけて担当者を呼んできた貰った。

こんな感じで手続きをしてくれる。

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やはりまだ慣れていなのか、手続きには時間がかかる。

このあと34人の職員でであーでもないこーでもないと言いながら入国手続をしてくれた。

インドアライバルビザ取得1番の難関は多分飛行機のチェックインだ。

 

友人(以降H)とはターミナルの出口で待ち合わせる予定だったのだが、

多分ホテルにいるだろうと予想して、そのまま駅に向かうことにした。

 

駅に着いたものの、果たしてここで合っているのか。

後ろに並んでいた人に聞いてみると、待っていろという感じで僕の切符も買ってくれた。

なんとお金はいらないという。

この3人が僕が駅に着くまで面倒を見てくれた。

インド海軍に所属しているそうだ。どうりで体格が良い。

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3人に別れを告げて、僕は駅を降りた。

GPSを頼りにホテルに向かう。

やはり友人は先に部屋にいた。

 

相談した結果、明日チェンナイからバンガロールに移動することに。

もう19時を回ろうとしていたが、インドの鉄道のチケットは直前だと売り切れていることも多いそうなので、駅に切符を買いに行く。

大都市の駅には外国人専用のチケットカウンターがあるらしい。

ここチェンナイにもあるそうだ。

これがチェンナイ駅。

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30分ぐらいかかって駅に着いたのはよいものの、

チケットカウンターの場所を聞いて言われた方に行く。

別の人にまた場所を聞くと今度はまた元いた側に戻される。

そんな感じでたらい回しにされていると、とうとう閉まってしまったらしい。

ぼったくられたとかいうわけではないが、早速インドの洗礼を浴びた気分だった。

旅行代理店でバスの値段も確認したが、電車とさほど値段が変わらなかったのでバスで行くことになった。

 

現地人で賑わう店に入って、夕食を取る。

よく分からないままに注文して出てきたものがこちら。

まぁカレーだ。

この薄いのはチャパティー

このカレー、味は薄いくせに後から辛さがやってくるという不思議な感じ。

チャパティーと食べると、悪く感じなくなるのだからますます不思議だ。

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疲れを滲ませながらホテルに帰る。

鳴り止まないクラクションに苛々しながら、僕とHはもう音を上げそうになっていた。

インドは合う合わないの両極端に分かれるらしいが、僕らは無理な方かもしれない

まぁあと20日間で変わっていくかもしれないけれど。

 

ホテルの風呂はこんな感じ。

いわゆるユニットバスだ。

インドの暑さに配慮してか、水しか出ない。

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Hは爆睡。僕はブログを書いておしまい。

おそろしくWi-Fiが遅い…