6月12日 ダブルブッキング
というわけで今日は朝からバスを取りに。
チェンナイ駅の近くに何軒か旅行代理店があるのを確認していたので、また30分ほど歩いていく。
まず1軒目。
スリーパーバスが1000ルピーほど、14時発のバスが630ルピーとのことだった。
ちょっと考えると言い残して2軒目へ。
昨日値段を確認したのがここ。
スリーパーバスが830ルピーだったはず。
再度運賃を確認してもらうと、ここもスリーパーバスが1000ルピーだそうだ。
「昼のバスで行っても、宿代と合わせたらスリーパーバスと変わらんのちゃう?」
「けど、明日動きやすくなるよね」という相談の結果、1軒目の旅行代理店で14時のバスを予約した。
ホテルに戻る途中に見つけた小綺麗なカフェで朝食兼昼食を。
マンゴージュース40ルピー、ハンバーガー35ルピー。
ハンバーガーに挟まれていたコロッケすらカレー味…
さすがインド、カレー味で徹底している。
旅行代理店に13時に来るように言われていたので、ホテルで今日の宿を予約してからチェックアウト。
トゥクトゥクに乗ることにした。
「100ルピーまでな」と言っていたのだけど、言い値が60ルピーだったので値切ることなく乗り込んだ。
旅行代理店で時間をつぶしていると、時間通りにバスが来た。
遅れるものだと思っていたのだけど…
バスに揺られること8時間。バンガロールに着いた。
予約しておいた宿までは少し距離がありそう。
トゥクトゥクの待合所みたいなとこで値段を聞いてみると、300ルピー。
これはちょっと高すぎる。
とりあえずホテルの方まで歩いて、途中拾えそうなら拾う作戦に。
「1人やったら絶対こんなとこ歩けへんわ。」とか言いながら、
スラム街みたいなとこを歩いていく。
リキシャが通りかかったので、値段を聞いてみる。
150ルピー。さっきの半分にだった。
それを120ルピーに下げてもらって宿に向かう。
宿に着いたのが22時。
奥から人が出てきたので尋ねると、
今日はもう満室だとのこと。
ん?いやいや、予約してから来てるんだぞ。
以降約1時間にわたる交渉を簡単にまとめてみよう。
ホテル)「他の場所に部屋を取ったからそっちに移ってくれ」
僕・H)「住所は?」
ホテル)「ここに電話したら教えてくれる」
僕・H)「インドの番号持ってないんだ」
ホテル)「自分らでタクシー拾って、ドライバーにかけてもらってくれ」
僕・H)「いや、信用できないし、住所は?」「てか、俺らがタクシー代払うの?」
この堂々巡り。
移れというホテルの名前を聞いて検索するも出てこない。
僕)「フロントのソファで寝るのはいい?」
ホテル)「構わない」
念のため値段を聞くと、まさかの「same price」
僕)「は?あれ部屋じゃないじゃん」
ホテル)「他の場所に部屋なら取ってる」
僕)「いや、もしあそこで寝たらいくらになるの?」
ホテル)「同じ値段。他の場所に…」
なんだこいつは。
途中から全員話すことがなくなっていた。
移動の疲れもあったので、結局この日はソファで寝ることに。