6月17日 石の惑星からインドへ
のどが痛い。何ならお腹も痛い。
そういえば夜中に何度か腹痛で目が覚めていた。
ここにきてまさかの体調不良だ。
友人はなんともないようなので、昨日僕だけ飲んだバナナラッシーがダメだったのか…どうにもこうにも体調がすぐれないので、もう少しベッドでダラダラ。
そういえば急性胃腸炎かなにかで定期試験を棄権したことが記憶に新しい。
朝食は胃腸に優しい物をと思い、ポリッジとチャイを頼む。
ポリッジとはオートミールのことだ。西洋版お粥といったところ。
下宿していた時の朝食していたのだが、こんなに美味しく作れなかった。
作り方を聞いておけばよかった。
風邪薬と胃腸薬を飲んで、チェックアウトの用意をする。
こいつらがすごく人懐こい。
親切なスタッフたちに、美味しい料理、可愛い看板犬。
素敵な宿だった。
またオーナーにバイクで船着場までおくってもらって、モーターボートを待つ。
川で洗濯というなんとも素朴な風景を見て、時間の流れに身を任せる。
ボートに乗って対岸へ向かう。
昨日バスを予約した旅行代理店に荷物を置かせてもらうはずだったが、
何故かスタッフがいない。
荷物が置けないじゃないか…
そろそろ昼食時だったので、一旦昨日のレスランに入ることにした。
胃の調子も良くなってきていたので、昼食はサンドウィッチにスプライト。
追加でチャイを頼む。
チャイはもはや欠かせないシロモノだ。
昨日より混んでいるせいか、ここもWi-Fiが遅い。
友人が旅行代理店に確認しに行ってくれた。
スタッフが帰ってきているそうだ。
「ホテルの予約をしたい」と言ってWi-Fiを使わせてもらう。
ネットカフェも兼ねているのでそれなりに早い。
溜め込んでいたブログを更新しておく。
旅行代理店を出ようとすると、ネット使用料を請求された。
「予約に使うには長過ぎる。ネットカフェも私のビジネスだ。」とのこと。
仰るとおりだ。
出発前に夕日を見るために、マタンガの丘に向かう。
ここからハンピを一望できるそうだ。
これは石畳と言えるのだろうか…
落ちたら洒落にならない道を登っていく。
この白線がずっと続いていて、順路を示している。
そして頂上。犬がいた。
晴れてたらきっと素晴らしい光景が広がっていたのだろう。
ここハンピを「石の惑星」は石の惑星と例えられることもあるようだ。
確かにその表現がぴったりな場所だった。
人も温和だし、インドとは思えないほどの別世界。
今日にはここを発って、インドに戻るわけだ。
少し名残惜しい。
雨が降ってはたまらないということで、日が暮れる前に下に降りることにした。
荷物を受け取ってバスに乗り込む。
石の惑星からホスペットまではローカルバスを使う。
ドアは相変わらず開けっ放し。
30分ほどでホスペットに着いた。
まず夜行バスのスタート地点を探す。
旅行代理店はこんな感じで地下にあった。まるで牢獄。
バスまでまだ時間があるので夕食を食べに行く。
ファミレスに入ったつもりが、高級店のような様相だ。
メニューを見るとそれほど高くなかったのでここにする。
結局胃腸の調子が戻らなかったので、今日の夕食はこれ!
マンゴーミルクシェイク。
友人はカレーとナンを食べていた。
味はしっかりインドカレーだそうだ。
途中露店でバナナを買う。
こんな感じで房で吊るしてある。
1本がとても小さい。
そしてまだ熟れていなかった。
バスに乗り込んでも良いと言われたので、まだ発車まで30分ほどあるが、
車内でゆっくりすることにする。
4ヶ所目の目的地はインド第2のIT都市、ハイデラバード。