7月15日 ガウディにまつわる建物はみんなお金がかかります
この宿も朝食付きだったので、ありがたく頂戴。
今日のルートはこんな感じ。
旗印が宿→最初の星がサグラダ・ファミリア→観光地をいくつか→最後にガウディの作品群の一つであるグエル公園に行っておしまい。
宿からサグラダ・ファミリアまで4kmぐらいある。
今日も結構歩くことになりそうだ。
9時45分〜10時の入場チケットを買っていたので、余裕を持って8時半には宿を出ることにした。
歩くこと約1時間。
サグラダ・ファミリア見えちゃったよ…
まぁそれだけ大きいということですな。
そして到着。
こちらが受難のファサード。
イエス・キリストの受難を表した彫刻が施されている。
こっちがガウディが存命のうちに建設が始まった生誕のファサード。
イエス・キリストの誕生を表している。
中に入る前に音声ガイドを受け取る。
これとエレベーターで塔のてっぺんに登るオプションを付けたのでチケットが高くなったわけだ。
ガイドを聞きながら進んでいく。
中に入った瞬間の「おおっ…」って言う感じ。
圧巻。
ステンドガラスがとにかく美しい。
写真じゃとても伝わらないスケール。
これは是非実物を見てほしい。
ガイドを聞きながらじっくり見て回っていると、塔のてっぺんに登るエレベーターの時間を過ぎていた。
仕方ないので次の目的地へ。
それがこちら。
カタルーニャ音楽堂という。
もちろん入るのにはお金がかかる。
そんな大層なものを聞くお金は持ち合わせていないので素通り。
中はこんな感じだそうだ。
そして次。
今度はお金はかからない。
旧市街であるゴシック地区へ。
昨日の記事でバルセロナからヨーロッパの情緒を感じないと書いたけど、ここはそんなことない。
路地裏にはしれっと「すしや」がある。
ひとしきり散策したのち、飲み物を買いに売店へ。
コーラを買おうと思ったのだけど、結局買ったのはビール。
店主はレモンビールと言っていた。
後味が爽やか。ごくごく飲める。
レモンの炭酸飲料とビールを割ったら作れそう。
3ヶ所目の目的地は市場。
ちょうどお昼時だし、なにか格安で食べれたらいいかなーと思っていたのだけど、やはりヨーロッパ価格。
そして完全に観光客向けだった。
錦市場みたいな雰囲気。
結局バックパックに入れていたパンとチーズでサンドウィッチを作って、それを昼食に。
ゴシック地区を出て、次の目的地へ。
カサ・バトリョというガウディの建築物の一つ。
すごいテンポよく行っているような感じになっているけど、本当は道に迷ったりしてるので、もちろんこんなペースではない。
お察しの通り。もちろんここも入場料がかかる。
そしてもちろん入らない。
このままずっと真っ直ぐ進んでいく。
今日最後の目的地。グエル公園へ。
ここもガウディの建築物の一つだが、「公園」なのだ。
きっと市民に開かれているはずだ…と密かに期待していた。
はい、残念。チケットいります。
そりゃそうだ…
なんたって「アントニ・ガウディの作品群」という世界遺産なんだもの。
結局まともに見たのはサグラダ・ファミリアだけだな…と思いながらも、宿に帰る。
そもそもバルセロナに来た目的はサグラダ・ファミリアに行くためなのだ。
目的は達した!!
夕食のためにスーパーに行く。
サラミとトマトを買い足してサンドウィッチをグレードアップ。
実はずっと探していたフォールディングナイフをゴシック地区で見つけていたのだ。
これで10ユーロしないぐらい。
フランスのナイフで、日本の肥後守的ポジションなんだとか。
とりあえず切る・剥く・塗るはこれ1本でできるようになった。
粗末な夕食を食べて、昨日のバルへ。
今日は違うおじさんだった。
ビールとオリーブの漬物みたいなやつを頼む。
3ユーロぐらいだったかな。
そしておとなしく宿へ帰る。
明日の7時半の鉄道に乗るので今日は早めに寝たい。
ということをいつも書いているけど、もう23時前。
寝よう。
約6時間の鉄道の旅。
そしてヨーロッパ最後の国フランスへ。