8日 : 難所越え
7時ごろに起床。
朝食はレトルトの味噌汁を使って雑炊風に。
北山崎を出発したのは、9時前でした。
ご飯作ったり撤収したりで、起きてから大体2時間はかかりますね。
北山崎には1~3の展望台があって、第1展望台から下って今日の遊歩道に入ります。
360段の文字が…
下っていくと、展望台と遊歩道に向かう道に分かれます。
今度は510段…
下った分登るんだろうなぁと思うと、気が重くなります…
しばらく下って、波打ち際の手前まで行きます。
朝一で体力があるので、ドローンを飛ばします。
いざ、北山崎越えへ。
早速カモシカに遭遇です。
この後階段が…
息を整えては登り、息を整えては登ります。
やっぱり荷物は軽い方が良いなぁとこういう時に思いますよね。
歩いて休憩してると、風がとても気持ちよかったです。
またカモシカが出てきたり。
あまりペースは出せないので、3時間ぐらい歩いて、遊歩道を脱出しました。
この先波打ち際を歩きます。
こんなハシゴを下ったり、手彫りのトンネルの中を進むので、人と自然が作り出したアスレチックのようだなぁと思います。
ここを超えるとまたしばらく階段。
登らされては下ります。
そして机浜に到着です。
机浜には、番屋群があります。
昔は地元の漁師さんの拠点になってたそうですが、現在は観光体験ができるスポットとして整備されています。
「体験村・たのはたネットワーク事務局」さんで休憩させていただくことにしました。
コーヒーを注文して、これからのルートの相談をします。
昨日もブログに書いたように、この先の鵜ノ巣断崖以南はルートがないので、手前の島越駅から、次のルート開通区間である岩泉小本駅まで電車を使おうと思ってることを伝えると、
ルート的にはその方が良いが、島越駅やもう一駅手前の田野畑駅付近には野宿できそうな場所がないから、今日のうちに岩泉小本駅に出た方が良いとのこと。
岩泉小本駅からは、一応キャンプ場までバスが出ているそうです。
田野畑村役場や他の街の観光案内所にも電話して確認してくれました。
役場的には野宿NGらしいです。
もうちょっと野宿できる場所があると、スルーハイクしやすいのになぁと思ったりもしましたが、地元の宿にお金を落としていくのも大事なことですね。
岩泉小本駅には、役場の支所があるとのことで、そこで相談してみると良いとアドバイスを頂きまして、1時間ほどの滞在を終了。
ちなみに北山崎のルートが開通ルート内では1番ハードとのこと。
ほんとかな…
田野畑駅で軽食を提供してるらしいので、まずはそっちに向かいます。
歩いて1時間ほどと言われましたが、結局1時間半弱ぐらい歩きました。
島越駅まで向かってると電車に間に合わないので、ここで軽く昼食を食べて、電車に乗ってしまうことにします。
駅はいわゆるワンオペでした。
切符を買った後、「ご飯て食べれますか?」と聞くと、併設されている小さな食堂を開けてくれました。
シーフードピラフをいただいて、お話をしていると電車がやってきました。
三陸鉄道です。
二駅乗って、岩泉小本駅到着。
一階は役場支所、二階はホームにつながってるのに加えて、子ども用図書館や会議室、三階にも会議室があったような気がします。
うろ覚えですが…
一階の役場支所に向かいます。
窓口で、「トレイルを歩いているんですが、この辺りで泊まれるとこはありませんか?」と経緯とルートを説明すると、
担当車の方が面白がってくださり、「役場としてはキャンプ場を紹介するしかできないんだけど…、うちで良ければ。」
「家族もいるので、一旦聞いてみます。その辺りでしばらくお待ちいただけると…」とのことだったので、二階の図書館で、本を読んで待ってました。
しばらくすると担当者の方が来られました。
「うちは無理だったけど、泊めてくれる人見つけたから!紹介するので来てください!」と言われ、着いて行くと、スクールバスの運転手のおじさんを紹介いただきました。
17時半に仕事が終わるらしく、それまでまた図書館で時間を潰します。
17時半に施設の外へ。
建物の名前は防災センターだったので、様々な機能を集約させてるんだと思います。
おじさんが迎えに来てくれました。
航空自衛隊で長く勤められた方だそうで、いろんなお話を聞くことができました。
翌日の朝ブログを書いたので、若干早足ですがこの辺りで…
本日の歩行距離 : 約13km?
今日はGoogleマップに記録がついてなかった…