10日目: またルートを逸れて国道へ
今日止まった、道の駅跡地。
夜間は人の出入りも少なく安眠できました。
4時過ぎとかになって、散歩をしている地元の方や工事関係者の方がトイレを使用しに入ってきました。
僕が起きたのは5時過ぎです。
ご飯を炊いて、味噌汁ととろろ昆布が朝食。
やっぱりどこに泊まっても起きてから出発まで2時間かかります。
7時過ぎに出発しました。
国道を下りながら、ブログの更新と宮古市街での宿探しをします。
ここら辺で一回足を見ておいてもらおうと思うのです。
ゲストハウスが見つかったので、そこを予約しました。海外バックパッカーしてた時が思い出されます…
しばらく歩くと田老の街に出ます。
岩泉町と同じくローソンを発見。
セブンイレブンは都会に多くて、ローソンはいろんなとこに広く点在してるらしいです。
プロテイン入りの飲料は置いてませんでしたが、食料を調達しておきます。
ローソンの少し先に、道の駅たろうがあります。
休憩所に入ると、先にいた地元の方から「歩いてきたの?ここは24時間開いてて暖房も付いてるから、休んで行くと良いよ。」と言っていただいたので、荷物を置いて少し散策してみます。
充電スペースもあって、なかなか立派。
敷地内には観光案内所に産直販売所、コンビニに売店等々、なかなか色々揃ってます。
9時から開店のようで、コンビニ以外どこも閉まってたのが残念です。
コンビニでパンと野菜ジュースを買って、朝食の足しにしました。
道の駅を出たのはちょうど9時ごろ。
改めて見ると広い。
今日はトレイルコースに沿って歩くつもり。
10分ほど歩いてコースに合流したのですが、絶賛工事中で立ち入り禁止になっていました。
道の駅の観光案内所で情報収集することにします。
来た道をまた戻る。これがなかなか面倒なのです。
そして、再び道の駅到着。
観光案内所に入ります。
用件を伝えると、浄土ヶ浜ビジターセンターの方に電話してくださいました。
詳しいことは直接と、電話を変わります。
みちのく潮風トレイルホームページトップに注意情報として、迂回路等の情報が載っているのですが、そこの2017年のあたりのとこに載ってたそうです。
ざっとは見てきたものの、昨年の分までは見ていませんでした…
(ブログを書きながら確認しましたが、2017年に発表されているのは全て昨日のルートでした。今回の箇所は2015年発表)
とりあえずこちらに迂回箇所の地図をFAXで送ってくれるそうです。
それを待つ間、案内所の方とお話ししましたが、「整備すると言いながら2年ぐらいこんな感じなの…」とのこと。
真ん中のあたりは整備が進んでいないようです。
しばらくすると地図が来ました。
案内所の方数人と地図を見ましたが、分かりにくい…
迂回路の看板が出ているそうですが、その辺りも歩いて帰ってきてます。
僕が見つけられなかっただけですが、重い荷物を持って、看板探すために歩き回りたくはないです。
昨日と同じように、しばらく国道を下ってから、トレイルコースに合流した方が良いのでは?という結論になりました。そうします。
ちなみに、北山崎のビジターセンターで地図を入手出来なかったので、スマホに入れてきたPDF版のものを見ています。
この区間はこんな感じ。
これだと川の水位によっては迂回路を使うのかなと思いません?
2015年から工事してるなら、工事のため迂回路使用。ぐらいのことは書いておいてほしいです。
昨日の仮設商店街にしても、紙の地図はともかく、PDFには最新の情報を記載してほしいと思うのですが…
それはさておき、国道を下るとなると、ある程度時間短縮ができます。
もうしばらく道の駅に滞在することにしました。
産直を覗きます。
次は休憩所隣のお餅やさんへ。
この辺りのものをお願いして、ひょうずを購入しました。
甘いタレが出てくるので、吸うように食べるべし。だそうです。美味しかった。
11時ごろに道の駅を再出発。
1時間ぐらい国道を下ります。
道を逸れてトレイルコースを目指します。
ちょうど昼時なので、コンビニで買っておいたパンを食べます。
休憩中はマメ対策のために、なるべく靴と靴下を脱いでいるのですが、右足の小指の爪に血が滲んでいてびっくりしました。
トレッキングシューズってしっかりしばって、足を固定するんですけど、
右足はしばるとアキレス腱あたりの腫れにさわって痛いので、緩めて履いてたんです。
今度はそれで足が靴の中で動くようになり、爪にもダメージが…ってことなのでしょう。
絆創膏を貼ってしのぎます。
昼食を食べてまた歩きだします。
標識を見つけたのでまた林道へ。
少し歩くと国道に出ました。
いや、今の林道いる?と思ってしまいましたが、トレイルですから仕方あるまい。
これまでの迂回路なんかも見ていると、なるべく整備された道を通らないようなルート設定になってる気がします。
少し歩いて、震災メモリアルパーク中の浜に到着。
地元の方が散歩されてました。
大学に入ってからいわゆる被災地に来るのはこれで6回目になりますが、
何度来ても津波の脅威に言葉が出なくなります。
さて今日の野営予定地は、この先の姉ヶ崎オートキャンプ場です。
途中漁師のおじさんがいたので道を聞いてみました。
「そこの峠を越えたら、広い道路に出るからそれをまっすぐ行け。そしたらT字路になるから、左に曲がったら着く」とのこと。
階段を上っていくと、おじさんの言う通り広い道路に出ました。
が、5〜10m道路を歩いたところでまた遊歩道への入り口が出てきます。
一応ここはコース通りに。
しばらく歩いていると、遊歩道が分かれていました。何かの施設に向かうとそれから離れていく方。
後者がルートなのですが、何かの施設がキャンプ場だったらまた戻らないといけません。
ルートを無視して施設の方へ。
キャンプ場がある、休暇村陸中宮古の敷地内に入りました。
宿泊施設である本館で受付を済ませ、テントを張りました。
キャンプ場のシャワーが使えなくなってるので、本館の大浴場を無料で使って良いそうです。これはラッキー。
割と早く着いたので、ブログを書いていたのですが、なぜか2000字以上書いたものが消えてしまい、結局翌朝更新になった次第です。
本日の歩行距離 : 約14km