20日目 : 碁石海岸へ
今日は5時過ぎに起床。
昨日のお昼に駅で振る舞われた炊き込みご飯やら豚汁やらをいただいていたので、それを朝食にいただきます。
8時には盛駅を出発したいので、7時15分あたりの電車に乗ります。
今回のトレイルで三鉄に乗るのはこれで最後でしょう。
お世話になった場所を離れるのもあって、なかなか寂しい気もします。
前回のトレイルで最終日に三鉄に乗ったわけですが、電車から降りると反対ホームで観光ガイドさんが案内をしてました。
僕らの乗ってた車両のことを、「東日本大地震で唯一残った奇跡の車両」だと言うわけです。
車両番号を調べてみると、津波発生時トンネルの中で急停車して事なきを得た車両と一致。
これは本当に鳥肌が立ったのを覚えています。
まぁそんなこともあったという話なのでした。
列車は盛駅に到着です。
しばらくずーっと街中の道路沿いを下っていきます。
8時に盛駅をスタートして、休憩を挟みながら碁石海岸の遊歩道の入り口に着いたのは11時半ごろ。
まずは穴通磯を見に行きます。
熊の鼻に似てると思っちゃいましたが、それはさておき、遊歩道が続いていません。
戻ってみると別の道が。こっちが正しいルートな上に、わざわざ見に行かなくてもちゃんと遊歩道上から穴通磯が見えるようになっていました。
碁石海岸インフォメーションセンターまで、それなりにアップダウンのあるコースではありましたが、まぁそんなふらふらになるようなこともなく、13時過ぎに到着しました。
足が強くなったのでしょうか。
途中僕が参考にしている「からあげ隊長」さんのブログで、野宿適地だと書いてあった赤土倉を通過しましたが、ただの漁港って感じで、僕はあまり良いと思いませんでした。
個人的な感想です。
レンジャーの方に加え、今朝三陸駅の方から僕が割と早い時間の電車に乗った旨の連絡があったそうで、インフォメーションセンターでは職員の方が歓迎してくれました。
お昼ご飯も連れてってもらいました。海鮮丼美味しかったです。
インフォメーションセンターに荷物を置かせていただいて、碁石浜を見に行きます。
10分ほど遊歩道を歩いて到着。
波で磨かれた玉砂利が敷き詰められているから碁石浜。
波が引いていく時の石の音が心地よい場所でした。絶対あそこで寝たら気持ち良いです。
特にすることもないので、インフォメーションセンターの端っこでこれまでのブログを書いておきます。
そして17時ごろ。そろそろ閉まる時間になってきたので、荷物を受け取りに行きます。
すると、お昼ご飯に連れて行ってくれた方が、今度は晩御飯にも誘ってくださったので、ありがたく付いていきます。
同僚の方と3人です。
オススメのお店はどちらも閉まってたり予約満席だったので、結局居酒屋へ。
よく飲まれる方で、大変楽しい時間を過ごすことができました。
ちゃんと真面目にトレイルの話をしてたのでご安心を。
テントを張っている碁石海岸キャンプ場まで送っていただき、今日は終了。
シーズンオフなので、張るのは自己責任です。
昨日飲みに連れて行ってくれた駅のお母さんの旦那さん(酔ってフラフラだった人)が、ここのすぐそばの博物館の館長をしているそうなので、明日は出発前にそこに寄る予定をしています。
本日の歩行距離 : 約17km